お出かけしたいけれど…

コロナ禍のお出かけ……大丈夫?

2020年3月からつづく、新型コロナウイルス感染の蔓延。
大人だけでなく、子どもたちの生活にも大きな影響を与えました。

子どもにとって、屋外で遊んで思いきり体を動かすことは必須の生活習慣ですが、新型コロナウイルスが蔓延している現状ではどこにウイルスが潜んでいるかわからず、ちょっとしたお出かけさえもためらってしまいます。

しかし、新型コロナウイルスの感染が拡大しているからといって、親が子どもの外出をすべて禁止してしまうわけにはいきません。
運動は子どもの発達において必要不可欠なプロセスであり、「危ないから外に出ちゃダメ!」と頭ごなしに禁止してしまうと、精神的なストレスにもつながってしまいます。

「お出かけしていいか」を判断するためには、情報の収集が大切です。
地域によっても新型コロナウイルスの感染率は異なりますし、人口によっても注意点は変わってきます。
子どもの年齢によっても、判断基準は変わってくるでしょう。

まずは御両親が正しい情報を収集し、冷静に分析することで、子どもにとって最善の選択肢が見えてくるはずです。

お出かけしてもいい場所は?

4月の緊急事態宣言発令以降、新型コロナウイルス対策として「3密回避」が徹底されるようになりました。
子どもとのお出かけの際にも、基本的には「3密回避」を基準にするといいでしょう。

人が集まらず、混雑せず、近づかない場所であれば感染のリスクが低いと考えられ、子どもと出かけても問題はないとされています。
具体的には、広々とした公園であれば3密の条件にあてはまらないため、子どもが思いきり体を動かす場所としては最適です。

屋内であっても喚起がきちんとされている場所であれば、感染リスクは低く、ストレスの発散にもつながるでしょう。

お出かけの際の注意点

公園や広い体育館であれば、現状では感染リスクが低く、子どもとのお出かけにも最適だと言われています。

ただ、公共交通機関は依然として感染リスクが高いとされており、電車やバスは3密の条件にもあてはまるため、極力避けたほうが良いとされています。
結論としては、自宅から徒歩圏内で行ける公園や体育館で数時間程度リフレッシュする、というのが現段階での最適なコロナ対策となりそうです。

神経質になりすぎずに!

家庭での新型コロナウイルス対策で大切となるのは、安全を絶対の基準にしない、ということです。
ゼロリスクを求めすぎる生活は息苦しく、窮屈です。

新型コロナウイルスは「人がふれあうことで広がる病気」ですから、ゼロリスクを求めると、買い物にも、仕事にも一切出かけられない、ということになってしまいます。

両親のストレスは、子どもにとってのストレスです。
両親が神経質になりすぎず、冷静に対応することで子どもにも余計なストレスがかからず、のびのびと生活することができます。


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