英語を楽しんで人生をより豊かに!
小学校でも英語が必修科目となり、大人も子どもも英会話教室に通う時代。
小さいお子さんがいる家庭では、「うちの子も早いうちから英語を習わせたほうがいいかしら」などとお悩みではないでしょうか。
英語の早期教育については専門家の間でも意見が分かれていますが、いずれにせよ、子ども自身が楽しめなければ意味がありません。
子ども自身が主体的に、楽しみながら英語に興味を持てるようにするためには、親としてどのような準備が必要なのでしょうか。
ここでは、小さいお子さんにも無理なく英語に興味を持ってもらえるようなアイテム、環境づくり、コミュニケーションの方法について詳しく見ていきましょう。
子どもが楽しめるアニメや映画がおすすめ!
「小学校に上がる前に英語を覚えさせたい!」という場合は、アニメや映画がおすすめです。
特に、子どもに人気のあるディズニー映画は英会話教室でも教材として使われており、英語の入門編として非常におすすめです。
子ども向けのアニメや映画で使われる英語はわかりやすく、文法もシンプルなのでお子さんも楽しみながら英語の基本を身につけることができます。
「親子で一緒に見る」こともポイントです。
子どもだけではわかりにくいことでも、親子で一緒に見ることで質問しながら覚えることができ、親子のコミュニケーションにもつながります。
お子さんがある程度大きくなったら、字幕なしの映画にチャレンジしてみましょう。
海外でも人気のある日本のアニメを現地のバージョンで見ることで単語のボキャブラリーが身につきますし、国際文化への理解も深まります。
さらに大切なのは、「勉強だと思わせない」ことです。
子どもは勉強が苦手なもの。
勉強だと思って見せられると、せっかく楽しいはずのアニメや映画も楽しみが薄れ、嫌いになってしまうことがあります。
あくまでも、「ついでに覚える」という感覚で、さりげなくアニメや映画を見せていれば自然と本物の英語力が身につくでしょう。
英語教育は本当に必要?
就学前の英語教育については、現在でも賛否が分かれています。
「言語能力には臨界期があるから覚えさせるのは早いほうがいい」という推進派の意見がある一方、成長するとそれほど差が見えなくなる、という声もあり、こたえは未だに出ていません。
大切なのは子どもにストレスをかけないことで、両親で日頃から話し合い、意見を統一しておくことが大切です。
子ども目線で考えよう
就学前の英語教育は、義務ではありません。
子どもが乗り気ではないのに無理矢理つづけても望ましい効果が得られないばかりか、子どもに余計なストレスがかかってしまいます。
まずは子どもとよく話し合い、お互いにとって無理のない方法で英語に親しめるようにしましょう。