車と電車、どっちがいい?
連休で時間があるから、家族でちょっと遠くにお出かけ……そんな時、目的地まで電車で行くべきか、車で行くべきか、けっこう迷うところですよね。
もちろん、どっちも選べる場合の話ですが、選べるからこそ、親としての悩みは大きくなります。
電車だと子どもがぐずった時に大変そうだし、車だと渋滞が面倒そう……。
車には車、電車には電車のメリットがあります。
ここではそれぞれの特徴を比較しつつ、選ぶ際に重視すべきポイントについて見ていきましょう。
車のメリット・デメリット
家族で遠出をする場合、車で行くと、子どもが比較的のびのびできるというメリットがあります。
自家用車であればDVDやYouTubeなど、子どもが喜ぶアイテムをいろいろとそろえられますので、長距離のお出かけでも安心です。
デメリットは、渋滞に巻き込まれてしまうことです。
特に、行楽シーズンは渋滞が起きやすく、2時間、3時間の渋滞はめずらしくありません。
渋滞が長引くほど子どもは退屈してしまいますし、トイレの心配も出てきます。
子どもがまだ幼いうちは、車酔いも心配です。
車で遠出をする際には不測の事態にそなえ、携帯トイレやカーチャージャー、酔い止め、DVDなどを多めに用意しておきましょう。
電車のメリット・デメリット
電車のメリットはまず、渋滞がないことです。
基本的には定刻通りに出発・到着するため、大幅なダイヤの乱れがないかぎり、お出かけの予定がくずれることもありません。
デメリットは、第一に、移動の手間と時間がかかることです。
家族の人数が多いほど移動が大変になりますし、幼いお子さんがいる場合はベビーカーに乗せて電車に乗らなければならず、行楽シーズンで混雑している場合はさらにストレスがかかります。
また、暑さ・寒さの影響をダイレクトに受けるため、子どもが小さいうちは熱中症や風邪に気をつけなくてはなりません。
また、田舎までお出かけする場合、在来線の本数が極端に少ない地域があり、電車を1本でも逃すと宿泊先確保もままならない、というトラブルも考えられますので、お出かけするエリアにも注意が必要です。
子どもの年齢や性格によって判断しよう
電車と車。
家族でお出かけする際の移動手段としてどちらが正解なのかは、ケースバイケースです。
乗り物酔いに弱い子どもなら電車でのお出かけのほうが楽しめるでしょうし、子どもがまだ小さいうちは車でのお出かけのほうが御両親もくつろげるかもしれません。
子どもの年齢や性格、家族の人数などを考えたうえで、子どもも御両親も安心してお出かけできる方法をシミュレーションしましょう。
遠出の際には予期せぬトラブルにそなえ、充分な準備と対策をお忘れなく。