火の扱いには厳しくしています

火に興味を持つ年頃とは

子どもの火遊びで火事が起きたとか、火遊びをして火傷をしたといった出来事をよく耳にします。
子どもは、マッチやライターなどでの火のつけ方を知りません。
親が使っている様子を見て、それを真似してしまうのです。

マッチやライターを見た子どもは、ほとんどがそれを手に取り、火がつくか試しています。
火がついたものをきちんと消火せずに置くため、周辺のものに引火して火事になってしまうのです。

子どもは小学校に入るか入らないかくらいの年齢で、一番火に興味を持つようです。
家にあったマッチやライターを持ち出し、公園や河川敷で火をつけて遊んだり、家の中で火をつけて遊んでしまいます。
最近はライターも子どもの力では火がつかないようなものになっていますが、古い物なら子どもでも火がつけられます。
それが家にあったら、子どもが火遊びしてしまう可能性があるのです。

火遊びの危険性を厳しく言い聞かせる

マッチやライターでどうやって火がつくのかがわかったら、自分でもやってみたくなるのが子どもです。
興味を持ったことはとことん試してみたいと思うのは、子どもなら当然です。
ですが、何にでも興味を持つのは良い事でも火遊びはいけません。
ちょっとした火遊びが家を全焼させることがあるということを言い聞かせ、子どもだけで火を使うことは絶対にダメだと約束させましょう。

花火を家族ですることがありますが、その時も子どもは自分で火をつけたいと言います。
大人が一緒にいる時はマッチやライターの使い方を教えてつけさせることがありますが、大人が許可した時しかだめであること、火で遊ばないことを厳しく伝えています。
マッチやライターが使えないといざという時に困ることがあるので火のつけ方は教えますが、大人と一緒の時でないと使ってはいけないこと、火は怖いものであるということを常に伝えるようにしています。

ある火事の例ですが、子どもが留守番している時に家のマッチを持ち出し火をつけてしまい、消し方を知らないため慌てて火のついたマッチを家のゴミ箱に投げ入れたら中の紙くずに火がつき、火事になってしまったというものがありました。
この火事はたまたま近くを通りかかった大人が気づき、119番したため全焼は免れましたが、子どもは火傷をしたそうです。
マッチ1本の小さな火が、家を燃やしてしまうことがあるのだということを子どもに伝え、火遊びは絶対にしてはいけないことと理解させることが大切です。

家にあるマッチやライターは子どもの目の届かないところに置くようにし、大人と一緒の時でないと絶対に触らせないようにしています。
外なら火を使って遊んでも良いのではと思っている子どももいるようですが、中でも外でも火を使うのはダメなのです。
それを厳しく言い聞かせるようにしましょう。


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