うちの子の髪が薄いけど大丈夫かと不安でした
赤ちゃんの時から黒々とした髪が生えている子もいれば、ほとんど髪の毛がない子、ふわふわとした毛がちょろっと生えている子など、子どもの髪の毛は様々です。
うちの息子も、赤ちゃんの頃から髪が薄く、最初の頃はその薄毛が「かわいい」と思っていたのですが、2歳、3歳となってきても薄いので不安になったことがあります。
赤ちゃんの髪は、妊娠3カ月から4カ月頃に生え始め、生後3カ月くらいで髪の毛が出来上がりますが、これはすぐに抜けてしまいます。
「新生児脱毛」というもので、抜けても全く心配がないものです。
その後、生後6カ月くらいでまた生え変わります。
この時に生えてくる髪は、新生児の時の髪よりもしっかりした髪が生えてくるのですが、ある程度生え揃うのは、4歳から5歳頃と言われています。
息子は、結局4歳くらいまで髪が薄かったので、かなり心配しました。
大きくなっても薄毛のままだったらどうしようと悩んでいましたが、子どもの頃の髪の量と大人になってからの髪の量に相関関係は全くないそうです。
しっかりとした髪が生え揃うのは小学校高学年から中学生と言われていて、大人になってからの髪の量は高校生くらいになってから予測できるそうです。
ですから4~5歳で薄毛だと気にすることはなく、育毛剤などといったものも全く必要ないのです。
髪が薄く見える理由
大人でもそうですが、子どもでも髪の毛の量や太さには個人差があります。
特に小さいうちは髪の量が多いとか少ないとか、太い、細いは気にしなくても大丈夫です。
日本人の髪の毛の本数は、平均10万本と言われています。
前後1割くらいが個人差とすると、9万本から11万本になります。
同じ10万本同士でも、髪の毛が細いと薄く見えますし、太いと多く見えるものです。
息子の髪が薄いと思っていたのも、1本1本が細かったからかもしれません。
また、髪は生え方によっても髪のボリュームに差があるように見えます。
生え方も個人差があるものですから、全く気にすることはないそうです。
ただし、5歳6歳になっても頭皮が見えるくらいの薄毛の場合は医師に相談した方が良いです。
髪の伸び方にも個人差があり、伸びるスピードが遅いと心配になるものですが、1カ月に1cmから1.5cmくらい伸び、1年に10cm以上伸びているようであれば心配ないそうです。
子どもの成長には個人差があるというのはわかっているのですが、ついつい他の子どもと比べてしまい、あれこれ悩んでしまうものです。
しかしそれほど心配することはなく、子どもの成長と共に見守るのが一番良いことがわかりました。
今では薄毛も全く気にならなくなり、どうしてあんなに悩んでいたのだろうと思うくらいです。