お手伝いへのメリット
親を真似して、子どもがお手伝いしてくれると嬉しくなりますね。
できる範囲ならそのまま、続けて欲しいと思うかもしれません。
家庭によっては、お手伝いをお小遣い制にしているところもあります。
そんなお手伝いのメリットを考えてみましょう。
親子のコミュニケーションになることは間違いないでしょう。
一緒に作業することで、褒めてあげれば、感謝を伝えることができます。
「うまくできたね」「ありがとう」「うれしい」は魔法の言葉になります。
子どもも喜び、親も一緒に楽しむことが大切です。
子どもの自立につながります。
洋服のたたみ方、掃除の仕方など、自分のことは自分でやれるようになります。
お手伝いできることが増えていくと、自信になり、自立にもつながっていくでしょう。
簡単からちょっと難しいへ
親のお手伝いをしたいと言ってくるのは、3歳ぐらいからはじまります。
そこからずっと同じお手伝いでは、途中で飽きてやらなくなる場合があります。
少しずつできることを増やしていくのは、どうでしょうか。
混ぜる、こねるなどの料理を一緒にする。
植物の水やりは、あげないと枯れてしまうため責任感が芽生えてきます。
卵を割ってもらう。
卵をきれいに割るのは難しいことです。
何回も失敗し、上手に割れたときは満面の笑みをくれるかもしれません。
ペットがいる場合は、餌やり、水替えをお願いするといいでしょう。
いつもと違ったご主人様の餌やりに、ペットの反応が楽しみですね。
子どもスピードに任せる
小さな子どもであっても、既に個性はでてきています。
できたことは、きちんと褒めてあげましょう。
うまくいかなくても責めてはいけません、子どもの自信損失になります。
その場の状況に合わせて、一緒にやり直すと子どもは喜びますよ。
決して急がしてはダメ、大人と同じスピードはできないので、待つことが大切です。
うまくできていないと思っても、すぐ手伝わず待ってみてください。
子ども自身が、どうしたらいいのか考えることも必要です。
タイミングを見て、ヒントを出してあげるのはどうでしょうか。
お友達や、他の子どもとの比較は絶対にダメです。
子どもによっては差があるのは、当たり前のことです。
比較してしまうと、子どもの意欲がなくなるので、お手伝いをしなくなりますよ。
一緒に楽しむ
お手伝いしてくれることを、何よりも楽しむことが大切です。
できなくても焦らなくても大丈夫です、できることから自分のことを考えています。
できたときの達成感や責任感によって、たくましさを実感しています。
お手伝い時に、子どもはよく見ていると感心するでしょう。
母親のちょっとしたズボラが、子どもが真似していると恥ずかしくなりますね。