街中を歩く時のマナーと注意点
出かけるとなるとテンションが上がり、はしゃいでしまうのが子どもです。
その気持ちはよくわかりますが、家から一歩外に出たら公共の場所であることを伝えないといけません。
歩道の点字ブロックや車いすようのスロープは何のためにあるのか、どんな人が必要としているのかを伝えるようにしています。
街中を歩いていて、「これはしてはダメ」と言うだけでは子どもは理解しづらいようです。
なぜダメなのか、こうしないと誰がどう危ないのか、を伝えるようにします。
また、子どもに「こうしないとどうなると思う?」と尋ねてみるのも良いです。
子どもが、「こうだから危ないと思う」と理解していれば褒めてあげて、再度ルールは守らないといけないことを伝えるようにしましょう。
スーパーなどの買い物に行く時のマナーと注意点
食材の買い物に子どもを連れて行くこともありますが、お店での子どもの行動にイライラしたことはないでしょうか。
野菜や果物に触ったりすることがありますが、これはお店にとって大事な商品です。
おもちゃではないことをしっかり言い聞かせます。
また、走り回ったり大声を出したりする子もいますが、他のお客さんにどれだけ迷惑になるかを伝えるようにしましょう。
「これは、こうやって見るとかっこいいよ」と伝えると、子どもにわかりやすく、実践しやすいようです。
買い物に行く前に、これから行くところはどんなところか、どんな目的で来ているかを話します。
子どもに守って欲しいことは、その場所に入る前に「約束」として話をしましょう。
「お店では大きな声を出さないこと」と約束していたのに大きな声を出してしまった時は、静かな場所に連れて行って「約束したよね?覚えているかな?」と子ども自身に確認するようにします。
電車やバスなどの乗り物に乗った時のマナーと注意点
駅や停留所で待っている時、乗る時、乗っている時、降りる時のシーン別にルールを伝えるようにします。
自分の身を守るためのルールと、周囲にいる人を思いやって行動することを伝えます。
バスの場合は運転手さんと顔を合わすので、「降りる時は挨拶しようね」と伝え、親が実際にやってみると良いです。
それを続けていると、次第に子どもも挨拶するようになります。
乗り物に乗った時は、「う・さ・ぎ」になることと教えましょう。
子どもでも覚えやすいのでおすすめです。
「う」はうごかない、「さ」はさわがない、「ぎ」はぎょうぎよく、という意味です。
電車やバスに乗った時、「どっちがかっこいいうさぎになれるか競争!」などと言って親と競うようにすると楽しみながらマナーを守ることができます。
きちんと出来た時は、褒めてあげることも忘れないようにしてください。