子どもにとって危険な紫外線
海水浴、キャンプ、花火大会と、いろいろな意味でアクティブになる夏の時期。
よく晴れた日のお出かけは気分もリフレッシュするものですが、暑い日の外出には注意が必要。
特に、まだ抵抗力の弱い乳幼児期のお出かけは、熱中症や脱水症状にならないように気をつけなくてはいけません。
また、熱中症だけでなく、紫外線には肌を傷つける作用があるため、日焼けしすぎないように御両親のほうが配慮する必要があります。
ここでは、暑い時期のお出かけで気をつけたいポイントや、お子さんとのお出かけで忘れずに持っていきたい必須アイテムについてお伝えしていきます。
お子さんを守るために持参したい必須アイテム
暑い時期のお出かけではまず、熱中症に注意しなくてはなりません。
ここ数年は真夏の最高気温がさらにじょうしょうしており、7月でも35度を軽く超える日が当たり前になりつつあります。
熱中症予防は、体を冷やすのが鉄則です。
首にすぐに巻いてリンパを冷やせるネッククーラー、冷やしタオルなどは必須アイテムで、100円ショップでも手に入りますのでおすすめです。
日焼け止めクリームもはずせません。
子どものうちは肌が弱く、少しの日射しでも日焼けがひどくなり、やけどにつながったりします。
凍らせたスポーツドリンクをペットボトルに入れておくだけでも保冷剤がわりになります。
自然の多い場所に出かける際には必ず、虫よけスプレーを携帯しましょう。
知らないうちにハチやアブ、ダニなどに刺され、痛みでお出かけどころではなくなる、というトラブルも虫よけスプレーさえあれば防ぐことができます。
子どもと行きたいおすすめお出かけスポット
毎日暑い日がつづくからといって、子どもをずっと家で過ごさせるわけにはいきません。
図書館や公民館、ショッピングモールなどであれば、暑い日でも屋内で快適に過ごすことができます。
ただ、涼しい場所であっても、そこに行くまでにどうしても大量の陽射しを浴びてしまうため、「ベビーカーには日よけをつける」、「できるだけ日陰を通る」、「体をつねに冷やしておく」など、基本的な対策を徹底しましょう。
コロナウイルスと紫外線対策
2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、お出かけの際の注意点もより複雑になっています。
暑さ対策のために図書館や公民館を利用しようと思っても、コロナウイルスの感染リスクが気になって何となく出かけにくい、というケースも増えているようです。
ただ、いわゆる「3密」にならないところではコロナウイルスの感染リスクが低いと考えられており、消毒やソーシャルディスタンスなど、基本的な対策を徹底すれば安全に過ごすことができます。